本日、お茶摘みを行いました。実施可否の判断が難しく、地域の方、保護者の方にはお集まりいただきましたが、本日は子どもたちが手もみ、製茶するものだけ摘み取ることにしました。
「茶摘み」の歌から始まった時間でしたが、雨が降ったり止んだりと、どうもすっきり進められませんでした。しかし、子どもたちは、その合間をぬって、自然にどんどん茶摘みを進めていました。短時間のうちに子どもたちや、地域の方が摘み取ったお茶は、約870㌘となり、それを自分たちで製茶しました。
地域の方にご指導いただきながら、進めました。お茶っ葉の水分を和紙でとり、電子レンジで温めました。そして、その後手もみとホットプレートで水分蒸発させる工程を何度も繰り返していきました。繰り返す中で「匂いが変わった」「触った感じが最初と違う」等と、その変化を感じながら、進めていきました。お茶として飲むには、こんなに作業工程があること、大変さがあることを、身をもって感じることができました。
いよいよ試飲。大事そうに大事そうに飲むその姿に、今日の時間の意味を感じずにはいられませんでした。「おいしいー」「いい匂い!!」子どもたちの言葉にも表れていました。
本日は、多くの地域の方、保護者の方にお集まりいただき、またご指導いただき、ありがたい時間でした。
地域の大切な文化である「お茶」・・・今後もよりよい学習となるよう、進めていきたいです。